すぐに空売りの練習をしたいところですが、空売りをするためには信用取引の口座開設が必要です。
信用取引とは現金や株券を担保にして、株を借りて売ったりできるようになります。

ほとんどの証券会社は口座を開くと現物取引だけの売買が可能となります。
その後信用取引口座を別途申し込みます。
証券会社によって異なりますが、最低保証金が30万程度必要になるところが多いですので確認してください。


信用取引の口座を開くには証券会社による一定の審査があります。
私はネット証券の場合はオンラインで申し込みをするときに幾つかの問いに答えただけで通りました。
大手証券に申込んだ際は、まだネット証券が少なかった頃なので参考になるかはわかりませんが、電話で10分程度の審査と確認事項がありました。
電話の内容は質問に対して「はい」という答えだけでもなんとかなったように記憶しています。

審査に合格すると正式な口座申込み書が送られてくるので、記入して返送します。
この際に一部の証券会社では収入印紙が必要になる場合もあります。

数日後、問題なければ信用口座が開設されます。
オンラインのトレード画面で、どのような情報が見られるのか、注文はどうすればよいのかチェックしておきましょう。


今では信用口座を開くのも、収入印紙を証券会社が負担してくれるところが多く、小額の保証金で開設可能になっています。
いざというときになって信用口座を開いていては遅くなります。
口座の開設だけなら損失がでることもありませんので、今のうちに準備しておくとよいでしょう。

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