空売りはデイトレードでも十分に使えます。
実践をしてみて感じることは、買いよりも有利だと思います。

【デイトレードの空売り　メリット】
・空売りをする参加者が少ない
・下げるときはスピードが速い
・銘柄を見つけやすい

以上は私が個人的に感じていることです。
買いで参加した場合は材料が出たときにはもう上昇が始まっていて、自分が買った瞬間や利が乗る前に下がり始めるということが多々あります。
いわゆる高値掴みです。それでも、時には買い遅れてもストップ高までいくような強いものに乗ることができれば十分に利益がでます。
ですが経験して見るとすんなりとストップ高までいくものは少なく、突然急激な下げがやってきます。損切りする暇もないくらい下げるのです。
買った人の多くはもういつでも利確出来るようにスタンバイしているのですから当然です。
いくら損切りルールを決めていても、はるか下で約定してしまうこともあります。出来高の多い銘柄では、注文が短い時間に大量にくるので処理が遅れることもあります。
上げているときに空売りをするタイミングを待って、仕掛けると意外とうまくいきます。
下げ始めると買い上がる人がいても下げ止まるまで待つことが多いですし、買い方の利確や損切りが一気に下げるスピードを加速させるので売りは仕掛けやすいです。

買いでは銘柄を見つけるのは大変です。
順張りではライバルが多いので高値掴みしてしまいがちですし、逆張りでは上値を買いあがる人がいなければ反転上昇してくれません。
いっぽう空売りでは、比較的多くの空売り銘柄の候補が見つかります。上値が重そうな銘柄を探してみればいいのです。
当日の始値より上がっていようが、下げていようが上値が重そうであれば候補に入ります。
空売りをやろうとする人は、買いの経験もあるかと思います。買いで参加しているとき、これは垂れそうだと思う場面がありませんか？
上を買う人がいなくて、利確や撤退が始まりそうなところを狙うのがおすすめです。


【デイトレードの空売り　デメリット】
・逆日歩による踏み上げ

信用売り残に注意が必要です。
買い残よりも売り残が多い銘柄は、踏み上げられる危険があります。
メリットのほうで、下げるときはスピードが速いとしましたが踏み上げもスピードは速いです。
信用残をチェックして、売り残が買い残より多い銘柄は避けたほうが無難です。
むしろこのような銘柄を見つけたら、踏み上げが起きるかどうかたまに観察してみてください。
踏み上げが起きた場合のチャートや信用残を勉強すれば、踏み上げを買い方で儲けるテクニックを身につけることも可能です。


以上の長所と短所を踏まえてトレードすれば、意外と空売りのデイトレが使えることに気が付いてもらえるものと思います。
危険なのは損切りをしなかったり、いきなり大きな資金で参加することです。
リスクを把握して少ない資金で練習していけば自分なりの仕掛けるタイミングなども見つかり上達できると思いますので頑張って下さい。

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