費用の比較まとめ
これまで何となくしか理解していなかった信用取引に関する費用がみえてきました。
結論としては信用買いも信用売りもほとんど同じ費用です。
[現物と信用取引との比較]
現物と信用取引との比較では、信用取引では毎日金利が付きます。
また、一ヶ月ごとに管理費が加算されます。
投資家の中には、買いは現物で行い、売りは信用でしかできないので売りだけ信用を使う人がいますが、金利などを考えたうえでのことだと思われます。信用買いよりは現物のほうが維持費用が安くなるので当然ですが、信用は資金の約3倍近くまで売買できるメリットもありますので、うまく使い分けましょう。
[信用買いと信用売りとの比較]
信用買いと信用売りの差は、逆日歩意外はほとんどないと思ってよいでしょう。
逆日歩は制度信用で売り建てた場合で、翌日に持ち越した場合に発生することがあります。
売り方が借りてくる株券が不足したときに発生した場合に逆日歩が発生し、制度信用買建玉を持つ買い方に支払われます。制度信用売りをする場合には逆日歩だけは随時チェックし、リスク管理を徹底しましょう。
[ポイント]
買いは最悪0円になるだけですが、売りは理論上天井がありません。何百倍だってぜったいに無いとは言えないです。ロスカットのポイントだけは設定しておき、もしもその値段になった場合は迷わずロスカットするようにします。
信用売りも要点さえ抑えておけば、素人が手を出さないぶん武器になります。
しっかりと勉強して武器にしたいですね。
[証券会社の特色メモ]
デイトレードは手数料から岡三オンライン証券
次点で手数料の安さは岡三オンライン証券,(一部はSBI証券)
金利の安さはジョインベスト証券
一般信用売りなら松井証券
以上の特徴は個人的な意見ですので参考までとしてください。
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